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相続税申告を自分で行う場合と税理士に依頼する場合の違いとは

相続税に関するご相談は数多く頂戴しますが、相続税の申告手続きを、自分で行うか税理士に依頼するかどうか悩んでいるという方も多くいらっしゃいます。
ここでは相続税申告の流れについて確認しながら、自分で行った方がよい場合と税理士に依頼した方がよい場合についてみていきましょう。

相続税申告の流れ

個人で申告をする場合も税理士に依頼する場合も、基本的に申告の流れは同じです。

①遺言書の有無の確認
まずは遺言書の存在を確認します。
遺産分割協議書よりも、遺言書が優先されます。
遺言書の確認ができたら、遺言書の内容に則って相続が行われます。

②相続人の確認
法定相続人に該当する人を確認します。

③相続財産の調査
相続する財産を確認し、その評価額の算定も行います。
株式や不動産など、相続する財産の内容によって評価方法は異なります。

④遺産分割協議の実施
遺言書がない場合、相続人全員で遺産分割協議を行います。

⑤相続する不動産の名義変更
不動産を相続する場合、名義を相続人に変更する必要があります。

⑥相続税の申告と納付
相続開始を知った日の翌日から10日以内に申告する必要があります。
相続税申告書を始めとした各種書類の準備が必要です。

自分で申告するか税理士に依頼するかの違い

申告の流れは変わりませんが、ご自身の状況次第で、自分で申告した方がよいか、あるいは税理士に依頼した方がよいかの判断が分かれてきます。
以下のケースでは自分で申告を行った方がよいでしょう。

〇相続人が自分のみ
〇特例や控除によって相続税が0円
〇相続財産が預貯金のみ

相続人が自分一人であれば、分割協議の手続きや遺産の分配などの諸問題が複雑化しにくいため、自分で申告してもよいでしょう。
また、相続税が0円になるケースや、評価額の計算が比較的簡単な現預金のみであるケースも、一人で申告できる範囲でしょう。

逆に以下のケースでは、相続領域に強みを持つ税理士に申告を依頼した方がよいでしょう。

〇複数の相続人
〇相続税の金額が大きい
〇不動産や生前贈与がある
相続人が多い場合や、相続税の金額が大きく相続財産の評価額を算定するのが難しい不動産などが含まれている場合では、個人で申告すると金額を誤ってしまうリスクもありますし、手続きが煩雑であるため専門家である税理士に依頼することをお勧めします。

相続税対策のご相談は土居税理士事務所にお問い合わせください

財産の評価方法や各種控除制度など、相続税は理解するのにも一苦労することが多い領域です。
少しでも難しいなと感じた場合は、専門家である税理士に相談することをお勧めします。
当事務所では、相続税の相談も承っておりますので、お悩みの皆様は、土居税理士事務所にお気軽にご相談ください。

当事務所はこのほかにも案件を多く取り扱っております。
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